陶器からアートの町へ
2008年5月12日(月)00:08:04井口 秀実 コメント »
昨日、降りしきる雨が結局止みそうもない中を波佐見に行って来た。
正解だった。
出迎えて下さったのは、西海陶器(株)で新しい商品開発を手掛けておら
れる阿部薫太郎さん。先日のデザイニング展でMILEの松尾さんが紹介して
くれた方だ。更に、阿部さんのご紹介で児玉社長にお会いすることが出来た。

西海陶器は1946年創業の商社だが、児玉社長(写真中央)は波佐見町の
地域興しをも睨んで、波佐見の伝統に新しい息吹を吹き込むための新しい
試みに取り組んでおられる。
築80年の製陶所跡を買い上げ・改装し、インテリア雑貨の提案ショップや
若手アーティストのためのギャラリーにしたりしている。そこまでは仰らなか
ったが、波佐見の町をアートの町にすること、それを通じて産業の再生と
ツーリズムを促進しようと云うことかなと思った。その広大なエリアには洒落た
コーヒーショップなども点在し、その中にある阿部さんの仕事場も見せて
頂いた。児玉社長の期待に応えるべく、伝統に囚われないセンスの陶器
商品・雑貨を企画・開発されている。
前回、波佐見を訪れた時にはこじんまりとした静かな町と云う程度の印象で
あったが、その後こんなに素晴らしい展開があったとは嬉しい発見だった。
恐らく、町が一丸となって新しい街づくりに取り組んでいるのだろう。有田や
伊万里にはない息吹を感じた。近い内に是非また行きたい。その時には
轆轤を回してみたい気分になっている。

