自由研究
2009年7月29日(水)17:07:20井口 秀実 コメント(1) »
西南学院大学の宮原教授が「失敗のすすめ」をテーマに意味深な記事を書かれていた。昨日(7月28日)付けの西日本新聞、教育欄。
その一部を引用させて頂くと・・・、
説明書通りに組み立てれば完成する工作、付属の試薬や道具を使えば成功する実験・・・。夏休み、市販の自由研究キットが人気だという。「考えるのが面倒」「失敗したくない」。そんな気持ちの表れかもしれないが、私も研究者、見逃せない。
とはいえ、「自由」は意外と難しい。
ただ、研究者から言わせれば、自由研究の失敗は成功と同義である。自分なりに工夫し、試行錯誤してこそ子は育つ。それに自分でやった結果だから、キットが使いにくい、説明書がわかりにくいなどと言い訳はできない。自由には責任が伴うことも学べるのだ。
学校側も、日ごろは校則で縛っておきながら、いきなり「自由にして」では子どもが戸惑う。どんな宿題を出すかは教師の自由だが、成功、失敗にかかわらず、子どもの努力の質量をきちんと評価する責任がある。
毎年、7月に入るとご注文やお問合せが殺到し、社員はその対応に追われ、一触即発・ピリピリとした雰囲気の毎日。「電話出て~!」と怒鳴っている社員、電話に向かって品切れ・返事の遅延をペコペコ謝っている社員、。。。
折から、エコへの社会的な関心が以前にも増して高まっていることもあって、 ソーラー系は特に人気。(潤沢な在庫を持って、「さあ、どこからでも来い。」と言えればこれに越したことはないが、そこまでは出来ないのが悩みの種。)
話を本論に戻すと、「キット」であるだけの理由で、「何だキットか!?」と言われることも少なくない。が、本当にそうだろうか?キットは工作、アートの愉しみを十分に提供し、裾野の拡大に貢献していると思う。それを”自由”研究に昇華出来るかどうか、しようと思うかどうかは、子どもであれ大人であれ、本人次第。
そして、何事にも共通することと思うが、どう考えるか・どう捉えるかは、ご本人の思量の広さ、深さに因ることも。。。
キットを馬鹿にしている方々には、一度で良いからお試し願いたい。他社の「自由研究商品」の評価は差し控えるが、エレキットは噛めば噛むほど、いい味がして来る筈だ。
こんなことを書いていたら、今日は久し振りに気分が高揚してしまった。
大人げの無さをちょっと反省中。


投稿者:おかちゃん 2009年7月31日 18:21:29
キットをあくまでも入門として捉えている人は少なくないと思います。自分の知らない新しい世界、そして可能性に飛び込む。そんな子供たちのチャレンジの第一歩にエレキットはとても優れた教材だと思いますよ。まずはキットから、そして次のステップへ…。子供たちの「もっと知りたい」「自分でも作ってみたい」、そんな好奇心の芽が出てくるための種がキットなんでしょうね。