ロボット展
2011年11月13日(日)15:59:22井口 秀実 コメント »
昨日、久しぶりにロボット展を訪れた。とは言え、最終日駆け足で。
終了間際のためか(多分そうだろう)、人通りも必ずしも多くはなく、嘗てロボットブームの頃の「熱」は感じられない。会場の大半は産業ロボットと研究機関の展示・デモが占めている。
ロボットブームだった頃、一心に注目を浴びていたのはヒューマノイドだったが、今ではごくごく当たり前のものとして受け止められているように見える。情報と知識が余りに溢れ、鈍感になっているのかも知れない。
が、着実に技術の進歩の跡は随所に窺うことは出来た。
今年のロボット大賞
「豚ももの部位除去ロボット」
ホビーロボットから実用性の期待出来るロボット、特に医療・介護、困難な状況下での救助などに、一般の関心が移り、展示されている開発成果もそう云った空気を反映しているようだ。さりとて、庶民が自由に使いこなせるロボットがそうスイスイと開発・商用化出来るものでもない。そして、技術開発上の課題だけでなく、規制の問題、リスクを受け止めトライする姿勢の有無、。。。 日本は技術的には進んではいるものの、行政だけでなく市民レベルでの「非技術障壁」が余りに多過ぎるように思える。
9月、オーストリア・リンツを訪れた時、セグウェイを走らせて街中を行進している年配の一行があった。先日、横浜にそのセグウェイの日本での展開をされている大塚さん・秋元さんを訪れる機会があった。彼らとはロボカップで知り合った仲間だ。「横浜は面白いところがあって、如何にもセグウェイを走らせるには格好の環境で、セグウェイにピッタリじゃない?」と申し上げたら、「市当局の興味も高いが、実行となると色々と難しい面が多く、まだまだ実現に至っていない。」とのことだった。
(セグウェイ・ジャパンのサイト: http://www.segway-japan.net/index.html )
折しも、TPP論議が盛んだが、私はまだTPPについて自分なりに持つべき意見を持っていないが、攻守のバランスを以って新しいことにチャンレンジしていかないと、本当に日本は沈んでしまうのではないかと危惧している。
こんなことを感じさせるロボット展だった。そして、我社が出来ること・すべきことは何なのかを改めて考える機会ともなった。
子供も少なかったし・・・、子供のためのロボット工作教室もなかったし・・・、ちょっと寂しい気分で家路に着いた。

