2012年2月26日(日)01:15:39井口 秀実
私がフェローをしているNPO「CANVAS」恒例のワークショップコレクションが今日・明日の二日間開催中だ。
初日の今日は朝からの雨で出足が鈍るのではないかと心配したが、そう云った心配をよそに、11時のオープンを待つ長蛇の列であった。今年は何と123のワークショッパーが参加、この3~4年は慶応大学・日吉キャンパスを借りて開催されている。
昨年の来場者数は6万人を超え記録となったが、数年前を思い出すと隔世の感がある。親御さん達の子供の教育に対する関心は益々熱くなっており、然も参加する子供たちも低年令化の傾向にある。それだけ小さい時から学校では得られない知識・経験を身に付けさせたいと云う親の心が反映されているのだろう。
これだけの数の来場者があると、当然、各ワークショップは大入り満員だが、それでもテーマや面白そうさによって賑わいの度合いに差が出て来るのは仕方がない。早速分析中ではあるが、エコをテーマにしたもの、デジタル化に伴うブラックボックス化を意識してのプロセスを教えようとするもの、その一方で昨今流行りのiPADを使ったコンテンツなどに人気が集まっているようだ。
今日は写真班として会場を何週しただろう・・・? ゴルフに例えれば優に3ラウンド位はしている筈。疲れた!でも、一心不乱に、粘土細工に夢中になっていたり、ロボットを作ったり、絵を描いたり、プログラミングをしたりしている子供たちの姿に、この子達の将来について何とか応援したい気持ちが改めて湧いて来る。
ワークショップコレクションを通じて知り合った友人も少なからず。上手くチームアップして新たな地平を築くことが出来ればと思う。
2012年2月12日(日)23:09:03井口 秀実
今日の午後、日本科学未来館で開催された「科学の鉄人2012」で審査員をして来た。
年一回のこのイベントは今年で10回目を迎える。科学実験教室で名を馳せた方々が、空気、大気圧、水の玉、偏光板、色をそれぞれのテーマにハイレベルのSHOWを見せてくれた。
栄えある九代目鉄人は、神奈川県の中学校で教頭を務めておられる益田孝彦さん。総得票の約半分を獲得した。実は、益田さんとは3年程前に福岡で開かれた「ワクワク科学カーニバル」でご一緒したことがある。http://www.museum.or.jp/announce/fukuokaWSC2009/
優勝した益田さん
「え、なぜ? どうして?」
これは、子供だけでなく、大人にとっても、そして、裏返してもっと広い視野では日本にとってとても大事なテーマであることは間違いない。実行委員長の縣さんは、「ここまで何とか継続して来れたが、もっと永続的な仕組みを作りたい」と意気込んでおられる。
交流会では、科学の鉄人の皆さんともお話する機会を得たが、一様に、次の世代を担う子供たちの啓蒙と教育を熱く語っておられた。何かお役に立てることがないか、無い知恵を絞ってみよう・・・?
2012年2月11日(土)10:29:09井口 秀実
「日本人がなくしてしまったもの」として、登山家の野口 健さんが書いている記事が面白い。
曰く(原文ママ)・・・、
私がこの国が「ヤバい」と感じるのは学校などの教育現場に訪れたとき。
・先生と生徒は「ため語」で会話し互いをあだ名で呼び合っていたりする。既に敬語は死語。ある高校での出来事。講演中に私語をやめにない子供たち。教師は気が付かないふり。私が注意するものの私語をやめない生徒におしぼりを投げつけた。講演後、校長先生から「あのようなことをされたら困ります」と一言。大学では私語を続ける学生に一喝したら「学生にも聞かない権利があります」。
・またあるときは学生から「どうすれば有名人になれますか」と質問され「何故(なにゆえに)有名人になりたいのか」と質(ただ)したら「楽にお金持ちになれそうだから」と。次に目立つ質問が「どうすれば目標を持てますか」。
・私が学生の頃はあれもこれもやりたいことだらけだった。実現できるか別として学生とは夢を語るものだった。夢を語る学生が減ったと同時に、増えたのは社会に対する無関心だ。なぜこうなったのか。
エレキットは何が出来るのか。。。考え込んでしまう。