ELEKIT

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企業理念

エレキットの成り立ち

 エレキットは、1970年代に福岡の電気販売店「デンキのカホ」で誕生しました。創業者の柳瀬綱夫が、自らの店舗で技術本を片手にラジオを作るためのパーツを集めている子供たちを見て、もっと簡単にラジオを作れるようにラジオパーツ一式を揃えて、キットとして販売する事を思いついたのがエレキット事業の始まりです。その後、手軽に楽しめる実用的なハンダ付け工作キットや、中の基板が見えるように半透明のケースで覆われたロボットキット「MOVIT」シリーズなどを発売し、電子工作ファンの子供たちに大人気となりました。

エレキットの目指すこと

 エレキットは、子供たちが「ものづくり」や「エレクトロニクス」「プログラミング」を 楽しみながら学べる学習工作キットです。子供たちの身の回りには携帯型ゲーム機、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどの電子機器がたくさんありますが、自分たちが普段使っている機械がどのような仕組みで動いているかを理解しているでしょうか?技術が高度化し、部品が小型化するにつれ、動作の原理や仕組みは一見して分かることはなくなり、ユーザーとして製品を使うことは出来ても、自らの手で作り出す「メイカー」としてのスキルは身につける機会が減ってきています。  

 コンピュータの急速な進歩により「今ある職業の半分は20年後にはなくなる」と言っているアメリカの教授がいます。単純作業はコンピューターやロボットがやることになり、「人間がやるべきことは何なのか?」という問いを真剣に考える時代になってきています。そして、これからの社会に求められる人材は、コンピューターやロボットを使い、より高度で創造的な仕事を作り出すことが出来る人材だと言われています。  

 子供の時にエレキットの工作キットを作ることで、電子部品や歯車などを組み合わせて自らの手でラジオやロボットを組み立てる経験は、身の回りの製品が動く原理や仕組みに興味を持つ「学び」のきっかけとなります。創造的で面白く、世の中に役に立つようなものを生み出せるような、大きな夢と志を持った子供たちが育ってくれることを、私たちは願っています。

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