2004年2月18日。株式会社イーケイジャパン社屋におきまして、「第1回 女性のための工作教室」が開催されました。教材にはLet's ピアノ(AW-860)を使用しました。当日のインストラクターを担当しました営業部 篠倉がレポートします。
工作当初のにぎやかな様子 |
初めてのはんだ付け |
はんだ付けって面白い!
抵抗のカラーコードが見づらい(まぁ我々でもよくありますが)以外はスムーズに進みだした工作。最初は遠慮気味にはんだをちょこちょこ溶かしたり、はたまたどっぷりとはんだを盛ったり、人それぞれ。だんだんと皆さん手慣れてきて「面白いねぇ」という言葉が聴こえるようになってきました。やはり女性はとっても器用ですね。
そしてこのピアノ製作の最大の難関であるICの取り付けに差し掛かると、皆さん首をひねり始めました。
「ICが基板に入りません。」
私はわざと黙って見ていましたが、それもそのはずです。ICの足はそのままだと若干ハの時に広がっていて基板の穴にうまく入らないのです。そこで、ICの足をテーブルに平行に押し付けて曲げるテクニックを伝授すると「なるほど!」。後は伝言ゲームのように「こうすればいいとよ」と博多弁で拡がっていきました。この辺は子供達や男性の工作教室では見慣れない光景でした。
ICを基板に取り付けたら基板裏面よりはんだ付けです。ここは間隔が狭く、難しい部分ですので一言「基板を縦向きにして作業するといいですよ。」とだけアドバイスしました。何をするにしてもちょっとしたコツで随分と作業効率は変わるものです。
ICのはんだ付けが終わると、鍵盤のスイッチの取り付けです。ここはパチパチと差し込んではんだ付けするだけですので、スイスイと作業は進んでいました。この辺りになると皆さん無口になってきました。集中しているのか?疲れたのか.....?
極性って何?
部品のはんだ付けも終盤に差し掛かるとトランジスタ、LED、電解コンデンサと極性あり(取り付ける方向が決まっている)のものが出てきます。今までは極性なしのものばかりはんだ付けしていたので、そのままの調子でいくと必ず間違える人がいらっしゃいます。ここではやはり一声かけた方が良かったですね。何も言わないまま進めたので、
「先生、間違えました。」
あちらこちらから助けを呼ぶ声が聞こえ始めました。はんだ吸取線で修正しつつ大声で
「トランジスタは基板の絵の通り。LEDは足の長い方がA側。電解コンデンサは足の長い方がプラス」
と私一人で念仏を唱えているかのようでした。
「何も考えないで取り付けたけど、たまたま合ってた。」なんて笑い声を聴きホッとしつつ。
はんだ付けより難しいこと
部品のはんだ付けも無事終わり、スピーカと電池ボックスの取り付けに入りました。ここで一番難しいと感じたのはビニル線の先端の被ふくをニッパで剥くところでした。力を入れすぎるとコード全体が切れてしまってみるみる短くなっていく様子を目の当たりにすると、コード長9cmってかなり余裕を持って説明書作っているよねぇと逆に感心。ニッパの切れ味が悪かったのか、途中からカッター投入しての被ふくムキムキ大作戦となりました。今やコードストリッパーが100円SHOPでも手に入る時代になりましたが、こういった教室ではあらためて地道な作業を体験させるのもいいのかなと。
まもなく完成です |
完成が近づいてきました。 |
総評
当社での工作教室を始めて約1年。子供達だけでなく、大人、女性の方々のための工作教室も盛況に終わり、ホッとしたのがまず第一。私が子供の頃は、誰に教えられた訳でもなくはんだごてを握っていたのですが、今では学校でもはんだ付け工作を行わないところが増えているそうです。だからなのかはわかりませんが、教室に参加された皆様は凄く新鮮な感覚を味わっていらっしゃるようです。工作教室終わった後の感想は100%「楽しかった」。「またやりたい」、「次はいつ?」、「うちの近くでもやって」。こんな言葉をたくさんの方々からいただきました。どうにかしてこういったご要望に少しでも応えられるようにたくさんの機会を設けることができたらなと思いました。
「子供は大人に、大人は子供に・・・・・」
工作教室に参加していただければ、この今年の弊社のキャッチフレーズの意味がきっとわかっていただけることと思います。
(営業部 篠倉)
出来上がった作品を片手に記念撮影