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TU-879S(TU-879R、TU-883LE)真空管アンプを組み立てましたが正常に動作しません、考えられる原因は?

片チャンネルから音が出ない場合や片チャンネルから雑音が出る場合は真空管を左右入替えてみて下さい。

症状が入替わるようでしたら真空管に原因があると思われます。

症状が変わらないようでしたら、本体側の原因が考えられますが、原因の多くはハンダ付けの不良です。

ハンダ付け不良は一見しただけではわからないこともありますので、まず、ひと通りハンダ付けされた箇所を再度ハンダコテで暖め、はんだを溶かしなおしてみる事をお奨めします。 

特に以下の部品は他の部品に比べ部品の足が太くなっていますのでハンダ付け不良となりやすい部分です。

・ジャンパー線(J1~J6)  ・フィルムコンデンサ(C1、C2、C5、C6)   ・酸化金属被膜抵抗(R13、R14、R16、R17)

  

 上の図の赤丸の部分はジャンパー線、酸化金属被膜抵抗のはんだ付け不良箇所で、一般的に「目玉はんだ」と呼ばれる状態です。

このような部分があったら、はんだゴテで暖め直し、手直しをしてください。

 

スピーカー端子についても端子部分が太くなってますのでハンダ付け不良になりやすい部分です。 

また、電源そのものが入らない場合、ヒューズホルダーのはんだ付け不良が考えられます。ヒューズホルダをつまんで前後左右に動かしてみて取り付けを確認して下さい。

 

その他、電源を入れてしばらくすると「ビー」と大きな音が出てくる場合、発振を起こしていることが考えられます。

発振を起こしている場合は、出力トランスの一次側、二次側の配線に間違いがないか、B基板からA基板に配線している3本のシールド線がそれぞれ所定の位置にきちんとはんだ付けされているか、またB基板から赤いスピーカー端子に配線された2本の青いコードがL、R間違いなく配線されているか確認してください。

 

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