●AW-860はピアノアームを立ててスイッチ(SW33)が押されることにより動作を開始しますのでピアノアームを立てて動作確認をしてください。
まだピアノアームを取り付けていない場合はSW33を押してままにして動作を確認してください。
●はんだ付けがきちんとできているか確認しましょう。
はんだ付け、部品の取り付けの主な部分は下図の通りです。
以下のことを確認してください。
・全体を見て「いもはんだ」や「目玉はんだ」になっていないか。
・それぞれの部品が指定された場所にきちんとはんだ付けができているか。
・取付方向のあるものは指定された方向にきちんとはんだ付けができているか。
IC、トランジスタ、LED、電解コンデンサなど。
・はんだ付け部分がとなりのはんだ付け部分とショートしていないか。
特にICの足に注意(図の①部分)。
・電池ボックスの赤のコードが基板上の+、黒のコードが基板上の-にはんだ付けされているか
(図の②の部分)。
●症状別に見て行きましょう。
【電池を入れると電池が熱くなる】
どこかショートしている部分はないか。
特に電解コンデンサC1の足(図の③の部分)がショートしていないか。
【音は出るがLEDが光らない】
LEDの取り付け方向に間違いがないか。
LEDの足(図の④の部分)がショートしていないか。
抵抗R3、R4はきちんとはんだ付けできているか。
【LEDは点滅するが音が出ない】
特に図の⑤の部分にある部品のはんだ付けがきちんとできているか、ショートしているところはないか。
スピーカーコードがきちんとはんだ付けできているか。(図は配線前です。)
【一部の特定のキーの音が出ない】
プッシュスイッチの足、ICの足、抵抗型ジャンパー線のはんだ付けがきちんとできているかよく見てください。
特に音の出ないプッシュスイッチのはんだ付けの状態を確認してください。
図のようになっていることもあります。
また、特定のキーで所定の音が出ない場合はICの足やジャンパー線の足がとなりの足とショートしていないか確認してください。
【その他】
R1、R2(150KΩ)とR3、R4(510Ω)はカラーコードがにているため、間違えやすいようです。